捨てたらアカン!逃がしたらアカン!逃げられてもアカン!
 外来ガエル和歌山で野生化!「アフリカツメガエル展示開始」
 
 県立自然博物館では外来生物であるアフリカツメガエルの展示を始めました。
アフリカツメガエルは、これまで日本では実験用やペットとして輸入されるのみでした。しかし、2007年に田辺市のため池で野生化していることが確認されました。アフリカツメガエルは、このため池で繁殖しており、他の地域への拡散や生態系の攪乱が心配されます。
 県立自然博物館では県民の皆様に外来生物の正しい知識を知ってもらい、新たな放流を防ぐために展示を開始します。(*平成21年7月28日で展示を終了しました。)
 
  

アフリカツメガエルの幼生
 
 
種  名 アフリカツメガエル(別名ゼノパス)
学  名 Xenopus laevis
分類学的位置 カエル 目ピパ科クセノプス属
採 集 日 2009年5月1日
展示開始日 2009年5月1日
展示場所 玄関ホール
体  長 約70mm
採集場所 和歌山県田辺市のため池
 
アフリカ南部原産で実験動物やペットとして日本に持ち込まれています。
特徴
    平べったい体つき。
    後脚の指のうち3本にツメがある。
    水中での生活に適応。大きな「水掻き」を持つ。
    泳ぎは得意で、陸上での動きもすばやい。
    飼育中は逃げ出さないような注意が必要。
    幼生(オタマジャクシ)は、体が半透明で長いヒゲを持つ。
    冬期でも冬眠せずエサを食べる。
    年間何度も大量に卵を産む高い繁殖力。
餌生物 
    主にエビや昆虫、小魚などを捕食します。幼生は藻類食です。
和歌山県では・・・
     2007年田辺市のため池で生息と繁殖が確認されました。
     成体と卵、幼生(オタマジャクシ)が確認されています。
全国では・・・
     静岡県、千葉県、神奈川県から野外個体群の報告があります。
アフリカツメガエルが日本在来の水生生物に及ぼす影響(食害、餌や生活場所の奪い合い)は計り知れません。
 事実、小さなため池のような環境では、ほかの水生動物がほとんど見られなくなっています。
 カエルの放流はもちろん、逃げ出し防止などにも注意が必要です。