| |
湯浅町から吉備町西部にかけては、有田層と呼ばれる地層(海や湖の底などに砂や泥がたまり、それらが層状に積み重なってできたもの)が広く分布しています。有田層は海底で形成された地層で、その年代は、恐竜時代のまっただ中である中生代白亜紀前期(約1億3000万年前)と考えられています。
この頃の和歌山は、現在とはかなり様子がちがい、紀伊半島は影も形もなくて、和歌山のほとんどは海におおわれていました。湯浅町や吉備町を含む有田地方には浅い海が、これより南には深い海が広がっていたようです。
一般に浅い海は深い海に比べて生きものが豊富ですが、有田の海もそうだったようで、有田層からは当時の海にすんでいた生きものの化石がたくさん見つかります。その主なものはアンモナイトや二枚貝、巻貝、ウニなどですが、これらを食べる大型の魚類や海生爬虫類もいた可能性はあります。将来そんな生きものの化石が発見される日が来るかもしれません。 |
| |
このコーナーでは、有田層から発見された化石約37点を展示しています。ここではそのうち14点についてご紹介しましょう。
*写真の白黒のスケールは一目盛り2pです |
|