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化石のクリーニング

化石の表面に付いている余分な石を取り除いて、その化石の全体像を明らかにする作業のことを「化石のクリーニング」と呼びます。
おおまかな手順は以下のような感じです。

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STEP 01

発掘の際に割れてしまった石の破片を接着してつなぎ合わせる。ただし、化石の断面を確認しながらクリーニングした方がイメージしやすい場合もあるので、接着しない方が良い場合もある。


STEP 02

pic_cleaning02.jpgダイヤモンドカッターで削ったり、ハンマーとタガネで粗く割るなどして、化石の表面ギリギリまで余分な石を取り除く。


STEP 03

pic_cleaning03.jpgエアーチゼル(超硬金属の針が空気圧で振動するペン状の道具)を使って少しずつ化石の表面を出していく。


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human01.png灰色の石の部分は硬くて力が入りました。逆に石が茶色くなっている部分は化石の内部がスカスカで、少しでも油断をすると一瞬で粉々になってしまいそうでした。

繊細な力の調整をしなければいけなかったのが難しかったです。貴重な経験をさせていただきました。


human02.png細かな作業で大変ですが、石を削って骨が見えてきたとき、そしてそれがどの部分の化石なのか分かってきたとき、楽しく感じます。

多くの方々にこの化石を見てもらい、興味を持っていただければ嬉しいです。


human03.pngこの仕事の醍醐味は、7500万年前の化石を岩石の中から削り出して最初に目にすることができるのが自分ということ。
予期せぬところから歯の化石の一部がまるで宝石のような輝きで現れた瞬間は、心臓が口から飛び出しそうでした。