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名前:モササウルス亜科の一種学名:Mosasaurinae gen. et sp. indet.産地:和歌山県有田郡有田川町長谷川年代:中生代白亜紀後期 (約7200万年前)非常に保存のよいモササウルス類の化石です。全身の半分以上が産出し、前後の脚が残るモササウルス類の化石としては、アジア唯一の貴重なものです。推定全長6m。詳しくは、下記リンクから特設サイトをご覧ください。
名前:テトラゴニテス・ポペテンシス学名:Tetragonites popetensis産地:和歌山県有田郡有田川町中井原地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期 (約8000万年前)装飾のないふくらんだ殻のアンモナイトです。有田川町では比較的多く産出します。
名前:カナドセラス属の一種学名:Canadoceras sp.産地:和歌山県有田郡有田川町中井原地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期 (約8000万年前)粗い肋の他に周期的に発達する太い肋を持つのが特徴のアンモナイトです。
*写真の白黒のスケールは一目盛り2㎝です
名前:ネオフィロセラス属の一種学名:Neophylloceras sp.産地:和歌山県有田郡有田川町中井原地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期 (約8000万年前)寄贈:左向幸雄氏へそはとても小さくて、ほとんど1重巻きに見えます。殻の表面は細い直線上の肋でおおわれています。
名前:ハウエリセラス属の一種学名:Hauericeras sp.産地:和歌山県有田郡有田川町市場地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期 (約8000万年前)平べったく装飾のない殻と広いへそが特徴的なアンモナイトです。
名前:ユーボストリコセラス・エロンガータム学名:Eubostrychoceras elongatum産地:和歌山県有田郡有田川町中井原地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期 (約8000万年前)寄贈:左向幸雄氏塔状に巻く異常巻きアンモナイトです。かなり粗い肋を持っています。塔の高さは様々で、変異が大きい種のようです。
名前:ディディモセラス・アワジエンゼ学名:Didymoceras awajiense産地:和歌山県有田郡有田川町中井原地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期 (約7200万年前)寄贈:山田正司氏塔状に巻いたあと、C字型に垂れ下がる巻き方をするアンモナイトです。ただ、塔の高さや最後の部分の垂れ下がり方は様々で、非常に変異の大きい種のようです。
名前:パラゾレノセラス属の一種学名:Parasolenoceras aff.lineatum産地:和歌山県有田郡有田川町中野地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期 (約8000万年前)寄贈:山田正司氏ステッキのように反転を繰り返す巻き方をするアンモナイトです。日本では有田川町のほか、北海道からも産出していますが、これだけ大きなものはめったに産出しません。*写真の白黒のスケールは一目盛り2㎝です
名前:ナノナビス・スプレンデンス学名:Nanonavis splendens産地:和歌山県有田郡有田川町中井原地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期(約7200万年前)広い意味ではアカガイに近い二枚貝です。現生種で最も近縁な種はシコロエガイですが、これはずっと小型の二枚貝です。
名前:イノセラムス・バルティクス学名:Inoceramus balticus産地:和歌山県有田郡有田川町中野地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期(約8000万年前)寄贈:廣瀬裕也氏イノセラムス類の一種です。ほぼ円形の殻を持つ種です。殻の表面には同心円状の粗い肋があります。殻の大きさ(長い方)は、約13㎝です。
名前:スフェノセラムス・シュミッティ学名:Sphenoceramus schmidti産地:和歌山県有田郡有田川町中井原地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期(約8000万年前)イノセラムス類の一種です。殻の形はしずく形で、その表面には同心円状の肋のほかに、V字型の模様があります。
名前:エリフィラ・エレガンス学名:Eriphyla elegans産地:和歌山県有田郡有田川町中井原地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期(約7200万年前)殻の表面にあるのは成長線のみで、これといった特徴のない二枚貝です。エリフィラは白亜紀のみに栄えた絶滅種です。
名前:ブンブク類の一種 学名:Spatangoida gen.et sp. indet.産地:和歌山県有田郡有田川町中井原地層:外和泉層群鳥屋城層年代:中生代白亜紀後期 (約8000万年前)ブンブク類は泥や砂の中にもぐって生息しています。そのため、他のウニに比べて化石として保存されやすいのかもしれません