石灰岩に含まれている化石
サンゴの化石
ウミユリの化石
ウミユリの復元図
ウミユリって、なに?
ウミユリはよくその名前から、海草の一種のように誤解されます。しかし、これはウニやヒトデ、ナマコなどに近い動物(棘皮動物:きょくひどうぶつ)の一種です。名前の通りその姿はユリの花そっくりです。ウミユリは古生代に大繁栄した生きもので、この時代の地層からはよくその化石が発見されます。現在でも数種類が深海に生息していて、「生きている化石」としても有名です。
フズリナの化石
フズリナの復元図
フズリナって、なに?
フズリナは原生動物(げんせいどうぶつ)の一種です。つまりゾウリムシなどと同じ単細胞(たんさいぼう)生物で、石灰質(せっかいしつ)の殻(から)を持っていました。大きさは数ミリから1センチぐらいで、殻は球形~ラグビーボールのような形です。断面はうずまきもようで、化石となって見つかるときは、たいていこの断面のもようが見えています。