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ワカヤマソウリュウ

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学芸員紹介Curator

館長:和田 恵次

主な研究テーマ
干潟のカニ類の生態・行動・系統進化

館長:和田 恵次

出身和歌山市生まれ
海洋生物学・動物生態学・動物行動学・系統分類学
京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学 理学博士

経歴
京都大学瀬戸臨海実験所助手、奈良女子大学助教授・教授を経て現在奈良女子大学名誉教授。主な研究テーマは、干潟のカニ類の生態・行動・系統進化。主な著書:「日本のカニ学―川から海岸までの生態研究史」(東海大学出版部)・「干潟の自然史―砂と泥に生きる動物たち」(京都大学学術出版会)・「海洋ベントスの生態学」(東海大学出版会)など。

学芸課長:小原 正顕

専門分野
地学(主に化石)

学芸課長:小原 正顕

出身京都府生まれ
京都教育大学大学院教科教育修士課程修了

メッセージ
大学に在籍中は微化石(肉眼では見えないサイズの小さな化石)の研究をしていましたが、当館に来てからは貝類、ウニ、サメの歯、モササウルス、恐竜等、和歌山県から産出する化石について幅広く調査・研究しています。「化石の名前を知りたい。」、「化石みたいなものを拾ったけど、本当に化石かな?」などの質問がありましたら、いつでもお気軽に声をかけてください。

専門員:平嶋 健太郎

専門分野
淡水生物・魚類(主にハゼ類など)

専門員:平嶋 健太郎

出身東京都生まれ
琉球大学大学院理学研究科 修士課程修了

メッセージ
あちこちで釣りをして、生き物採りをして、食べ歩いています。大学では沖縄でヨシノボリ属(ハゼの仲間)の生活史の研究や河川の魚類の分布を研究してきました。
そこに、その生き物がいる訳を知りたくないですか?どうやってここまで来たのか、気になりませんか?そして、美味しいのか、気になりますね。
当館のホームページ内にあるハゼの部屋ハゼつれづれ、館だよりの紀州の鯊もご覧ください!

主任学芸員:内藤 麻子

専門分野
植物

主任学芸員:内藤 麻子

メッセージ
和歌山県には何種類の植物があるのか、何万点もの標本を整理しながらこつこつ調べています。
「この植物の名前は?」
「いつ花が咲くの?」
県内の野生植物についていろんな質問をお待ちしております。

主査学芸員:川上 新一

専門分野
粘菌類および菌類

主査学芸員:川上 新一

出身大阪府生まれ
筑波大学生命環境科学研究科博士課程修了 博士(生物科学)

メッセージ
大学院時代は主に細胞性粘菌についての研究をしていましたが、それと並行して真正粘菌(変形菌)の調査・研究もしていました。当館では、変形菌およびキノコのイベントや標本の収集を行っています。これらの生き物についての質問がございましたら、お電話やメール等でお知らせください。

主査学芸員:揖 善継

専門分野
魚類(主にウナギ目)

主査学芸員:揖 善継

出身鳥取県生まれ
九州大学大学院生物資源環境科学府 博士後期課程 単位取得退学

メッセージ
主にウナギ目魚類の生態を研究しています。毎月夜の川に座り込んで、泳いでくる二ホンウナギの赤ちゃんの数を数えています。自然博物館では海水魚の飼育も担当しており、水槽に入れる魚などを採集しに行くこともあります。館内で見かけられましたら気軽にお声かけ下さい!

主査学芸員:山名 裕介

専門分野
海産無脊椎動物(特にナマコ類の生態・分類)

主査学芸員:山名 裕介

出身和歌山県生まれ
北海道大学大学院水産科学院 博士課程修了 博士(水産学)
https://orcid.org/0000-0002-8764-5850

メッセージ
大学に在籍中はマナマコの水産資源生態学を研究し、様々なプロジェクトに関わっていましたが、当館に来てからは日本のナマコ相の全容解明に向け、県内外から収集したナマコ類の標本を対象に分類学的な調査・研究を実施しています。2009年に当館に着任した後、主著で記載したナマコ類の新種は2022年度までに22種になりました。

学芸員:松野 茂富

専門分野
主に昆虫

学芸員:松野 茂富

出身広島県生まれ
愛媛大学大学院農学研究科 修士課程修了

メッセージ
和歌山県内の昆虫を幅広く調べており、特に水生昆虫に興味があります。標本作製と生体撮影は特に力を入れており、収蔵標本や文献などの記録を収集・整理することも重要な業務と位置付けて日々作業しています。昆虫の名前調べや標本作製など、一緒にできることがあるかもしれません。気軽に声をかけてください。

学芸員:小泉 奈緒子

専門分野
地学(主に岩石)

学芸員:小泉 奈緒子

出身大阪府生まれ
大阪市立大学(現・大阪公立大学)理学研究科 後期博士課程 単位取得退学

メッセージ
大学では、西日本の火成岩(深成岩)に関する研究をしていました。今は和歌山県に分布する火成岩をはじめとする岩石や地層、鉱物について、そして学校などでの地学の教材開発などを研究テーマにしています。石はとても身近なものである一方、普段はあまり意識して見ないことが多いと思います。ですがじっくりと観察してみると、いろいろな個性があってとても面白いものでもあります。変な石ころを見つけたらぜひ教えてください!

学芸員:佐々木 歩

専門分野
鳥類・哺乳類(寄生ダニも少し)

学芸員:学芸員:佐々木 歩

出身海南市生まれ
静岡県立大学大学院 修士課程修了
前職:特定非営利活動法人静岡県自然史博物館ネットワーク(以下、自然博ネット)

メッセージ
学芸員になることを夢見て岡山理科大学に在籍し、ある時、ツキノワグマの解剖のお手伝いの際、死体から這い出るマダニの大群にときめき、動物死体に付く小さな生物(主にマダニ)を調べることに熱中していました。静岡県に移り住んでからは修士研究のためにマダニを集めながら、自然博ネットの手伝いで標本作製や小型哺乳類の調査をしていました。自然博ネットに就職後は、主に鳥類・哺乳類の標本作製、展示、出張講座、小型哺乳類の捕獲調査を行うかたわら、寄生ダニの研究を続けていました。 当館に来てからは、鳥類・哺乳類・寄生ダニをメインに、大好きな生き物たちの勉強をしながら、みなさまに楽しんでもらえるような展示や行事開催、標本作製などの仕事に力を注いでいます。気軽にお声がけください。

学芸員:高田 賢人

専門分野
は虫類・両生類

学芸員:高田 賢人

出身福岡県生まれ
京都大学大学院 人間・環境学研究科 修士課程修了

メッセージ
専門はカエルで、大学院ではヒキガエルやツメガエルの研究をしていました。今はそれらに加え、和歌山県のどこに何の種類のは虫類・両生類がいるのか、調べています。
カエルだけでなく、イモリやヘビ、カメなどの質問も大歓迎です!生体の持ち込みもお待ちしています!

学芸員:神田 雅治

専門分野
淡水生物(ヒメドロムシやゲンゴロウなど主に水生昆虫)

学芸員:神田さん(仮)

出身埼玉県生まれ
東海大学大学院 人間環境学研究科 人間環境学専攻 修士課程修了

メッセージ
これまでは絶滅の危機に瀕したさまざまな淡水生物の保全や、神奈川県や山梨県で博物館活動に従事していました。また、生き物を探しに行くことが大好きで、まだ見ぬ淡水生物を求め各地を巡っていました。専門はタガメやゲンゴロウに代表される水生昆虫ですが、その中でもヒメドロムシというとても小さな水生昆虫のことを常に考えています!
そのほか淡水生物について、名前がわからないなど気になることがあれば何でもお気軽にお問い合わせください。一緒に調べていきましょう!